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有名ラーメン店で食す(長編)

今日は、ニート最大の強みを利用して、人気ラーメーン店に行きました。
平日開店時間の30分前から並び始めるという贅沢はニートならでは。
今日、行った店は、麺屋うえだ
埼玉県志木駅近くにあるこのラーメン屋は
70歳になる女店主が切り盛りしていることで有名な店であり
焦がし醤油ラーメンを作る際に、大きな火柱を上げながら作ることでも有名だ。
外観はこんな感じ。
屋根に竹箒がいくつも並んだ不思議な外観なわけだが
なんとなく茅葺き風に見せているのは、主人の技だろう。

メニューはこんな感じ。
女性好みのあっさり鶏ラーメンから、通好みのこってりとんこつまで揃えている。
この手のラーメン専門店は、ひとつの味で勝負しているところが多い印象なのだが
この店はバラエティーに富んでいた。
開店10分前には約10人の行列。
店内の席は、約10席ほどだった。
カウンターのすぐ向こうは火柱の上がる厨房。
私は、この店の一番の名物焦がし醤油ラーメンではなく
メニューの一番目立つ左端にある、魚介とんこつラーメンを注文した。
店内は、女店主と従業員のてきぱきとした阿吽の呼吸により
ラーメン屋独特の緊張感が 漂っていた。
職人の技を目の当たりにしながら、ラーメンを待つ。
ラーメンを待つ間、厨房からは、何も聞こえない。
洗練された女店主と従業員の動きにどうしても目を取られてしまう。
どの客も、一言も発さずに、じっと女店主と、従業員の一挙手一投足に
目を投じ、ラーメンの完成を見守っている。
先客が注文した焦がし醤油ラーメンの調理に入ると、店内は一瞬だが騒がしくなる。
どんぶりに入れられたスープに焦がしの風味をつけるために
ガスバーナーの火が入れられるのだが、ラーメンスープの油に引火し
目の前に、大きな火柱が立つ。
それと同時に、焦げた醤油のなんとも言われぬ香りが漂い始める。
「焦がし醤油ラーメンのかた、おまちどうさま」
女店主がとつぶやき、先客のの元へ、焦がし醤油ラーメンが運ばれた。
さぁ、私の注文した、魚介とんこつラーメンの調理に入ったようだ。
こちらは、焦がし醤油ラーメンとは違い、特にイベント事もなく作り終えられた。
とはいっても、女店主と従業員の阿吽の呼吸により
なにか特別なものを作っているのではないのか?
そう錯覚してしまう。
「魚介とんこつラーメンのかた、おまちどうさま」
そう、女店主がつぶやくと、目の前に、魚介とんこつラーメンが運ばれてきた。
女店主の声のトーン、大きさが、店の緊迫感にマッチしていて
非常にここちの良いものであったことを覚えている。
目の前に来た、魚介とんこつラーメンを見て驚いた。
スープがドロドロだ。
スープというよりもタレといったほうがいいのか?
そう思わせるほどドロドロなのだ。
驚きとともに、魚介の香りが鼻をつつき
「早く飲みたい」
そう思わされてしまった。
スープにをレンゲですくうと、やはり、ドロドロだ。
躊躇しつつも、口に運ぶ。
「う、うまい」
濃厚なとんこつと、効きすぎているぐらいの魚介がマッチして
今まで食べたこともないような味を作り出していた。
これが、女店主が作り、辿り着いたラーメンなのか・・・
次に、麺を口にする。
麺は太麺。
スープが麺に絡みついている。
そんな表現をしばしば耳にするが
視覚的に実感させられたのは、今回が初めてだ。
ねっとりと麺に絡みつくスープとともに、麺を口の中に入れる。
「うーん。エキセントリック」
トッピングは、ゆでたキャベツ、もやし、チャーシュー、海苔
すべてが、ドロドロとしたスープにマッチしていた。
 海苔をスープに沈め、口に運ぶと、磯の香りと魚介の出汁、とんこつが混ざり
なんとも言えない、味になる。
茹でられたキャベツは、甘くて、歯ごたえを残していて
少し塩辛いスープと良い相性。
チャーシューは厚切り。
 なんとも言えぬ緊張感と、個性的な味が忘れられない。
次回訪れた時には、焦がし醤油ラーメンを食べよう。
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