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辛坊さんが、ヨットで遭難。自衛隊に救助された。
まあ、何の問題のない普通のニュースのはずだが、辛坊さんに対しネットは冷たかった。
なぜなら、彼はイラクで人質に取られた日本人が帰国した際
小泉人気にあやかったのか、自己責任を盾に人質を叩いたようだ。
その過去の発言により、辛坊さんは今回のヨット遭難救出劇の料金を支払うべきだ。
これがネット批判の趣旨である。
私は、日本国民の生命と財産を救うためにある自衛隊の活動の範疇だから
自己責任という理由では、叩かれるべきではないと思う。
まあ、これからも自己責任論を振りかざして、テレビに出続け
生活保護や若年失業者、無年金老人、社会的弱者を叩き続けるのならば
耳を揃えて返すべきだとは思うが。
ヨットが事故で予想外の事件で壊れるように
人間だって、ふとした拍子に普通でいられなくなってしまい
自己責任という言葉だけじゃ割り切れない立場になってしまう。
今回の船旅で、辛抱さんは
自己責任という言葉で世の事象を切り捨てることの愚かさに気がついたことだろう。
何より
自己責任という言葉は、強者が弱者を都合良く扱うためにある言葉だなあと思った。
自己責任です。さようなら。
TPP導入前に自己責任についてもっと日本人は深く考えるべきだと思うよ。
特に、アメリカ式の医療制度が輸入されてくる前にね。
自己責任という言葉の恐ろしさを一番表しているのがアメリカの医療制度だからね。